リフォームのご依頼についてご説明します
1. まずはご予算を明確にしてください。
リフォーム工事は何もないところから作る新築工事と違い、現況状態を解体してから希望通りに作り直す。という作業工程です。
現況状態の解体に関して「隠蔽部分が不明」「古い図面がない」「住まいながら工事するので作業効率が悪い」などのため、「見積もり金額が出しにくい」特徴があります。
なので予算にはある程度の幅を持たせておきますが、経験上 最初の予算よりも概ね1~2割くらいは 工事費はアップすることが多いです。
最終金額が上がってしまい困った ということがないように、最初からお客様のご予算を正しく共有しておくことが大事です。
2. リフォームしたい箇所に優先順位をつけてください。
上記のことから 予算厳守ならば希望のリフォーム箇所に優先順位をつけておくと良いです。
リフォームを必ずしたい箇所、できればやりたい箇所にわけておくやり方です。
なぜリフォームしたいかという理由を明確にすると 分けやすいです。
3. それでは 設計監理料についてご説明します。
設計事務所に依頼すると施工費とは別に設計監理料(後記します)がかかりますが、いくつかのメリットがあります。
●リフォーム箇所を工事が始まる前に詳しく図面等でお知らせします。
●インテリアデザインも考慮した素材・配置などを提案します。
●適切な金額でリフォームされるかをチェックします。
●工事中はお客様の立場で工事を監理して施工者に助言します。
●工事中に変更したい箇所がでてきた場合 施工者に適切に指示します。
●完成後は図面通り 工事が完了しているかチェックします。
*設計監理料 物件によって違いますが概ね工事金額の10%(注1)+諸経費+消費税
(注1)工事金額1000万円以下の場合は一律100万円となります。
4. まずはご相談ください。
地図、敷地、図面などの資料をご用意ください。
初日
リフォームの場合はこちらから現地にお伺いします。
ご相談後 ラフプランを作成します。(1回)
数日後
ラフプランをご説明します。(この時点では見積もり金額はでません。)
リフォームを依頼される場合は 弊事務所と設計監理契約を結んでいただきます。
契約成立後
詳しく打ち合わせをしながら リフォームプランを作成します。
工事業者に見積もり依頼をします。
金額が予算オーバーとなれば、プランをやり直して、予算に近づけますのでご安心ください。
5. リフォーム参考例(工事金額)
★トイレ・洗面所・ユニットバス+1部屋(10帖)増築→700万円+税
★キッチン+LDK(30帖)→800万円+税
★トイレ・洗面所・ユニットバス・キッチン+LDK+寝室→1700万円+税
★トイレ・洗面台・ユニットバス・ミニキッチン+DK+洋室→1000万円+税
リフォーム工事は設備機器の種類・グレードにより大きく金額の差がでます。
また現況状況によっても大きく差が出ます。
参考例としてお考え下さい。
6. リフォーム例(押入を改装)
和室から洋室にリフォーム済のお部屋にある押入を改装して ベッド兼畳ソファ&収納吊り戸にしました。
不用品だらけだった押入を整理して 素敵なソファ&畳ベッド&収納に変身
しました。